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2017.8.16
トレックワールド2018 レポート
日本最大のメーカー展示会。
TREK WORLD JAPAN に行ってきました。
実は世界でも最大規模のトレック展示会でもあり
中国など海外ディーラーも来場していたパワフルな展示会。
Émonda SLR(エモンダSLR)
注目は、フルモデルチェンジを果たした「Émonda SLR」
究極に軽くて進むバイクを追求し、工程、素材、積層の全てをリファインすることで
先代モデルより-50gの軽量化により640g (塗装無し610g) のフレーム重量を達成。
剛性をさらに高め、快適性やコーナーの安定感などのライドクォリティも両立させながら
価格もお求めやすくなり、ヒルクライマーにとって死角無しのモデルに仕上がってます。
ツール・ド・フランスで熱い走りを見せたコンタドール選手の実車も展示されてました。
Émonda SLR / 完成車:¥570,148〜 フレームセット:¥411,000〜
Madone 9(マドン9)
冒頭バーンと、日本を代表する別府史之選手のMadone 9リミテッドエディションが展示。
トレックはこれまでカスタムオーダープログラム「プロジェクトワン」にて
数々のトップ選手のスペシャルカラーを発売してきましたが
日本人選手のスペシャルカラーは初めて。しかも限定100台生産のレアモデル。
トップチューブ下部、ダウンチューブ後部、フォーク、シートステー内側に
よく見るとアルファベットの「Fumy」文字のカモフラージュが
クールなファン必見の1台ですね。
Madone 9 Fumy Beppu limited edition / ¥529,200(税込・フレームセット)
X-Caliber(エックスキャリバー)
マウンテンバイクはX-Caliber がフルモデルチェンジ。フレームがかなり軽くなり運動性能が大幅アップ。
タウンライドはもちろん、本格オフロードでもガンガンいけます。
Boost141 により、太いタイヤも履けるクリアランスを備えた短めのチェーンステイは
27.5+の極太タイヤも選択可能で、シーンやライドスタイルに合せた高い走破性と
機敏な旋回性をもたらしてくれます。さらにすっきりとした内蔵ワイヤリングや
ステルスのドロッパーポストにも対応した実戦的な本格仕様に生まれ変わっています。
手頃な価格で、本格ライドを楽しみたい方は「X-Caliber9」
まずは街乗りから、ハマってきたらオフロードも挑戦してみたい方は「X-Caliber8」
機敏な加速で街を駆け抜け、段差や階段も気にせず走りたい方は「X-Caliber7」
ライドスタイルに合せてピッタリなモデルが選べる、拡張性のあるマウンテンバイク。
X-Caliber9 / ¥179,280 (税込) X-Caliber8 / ¥119,880(税込) X-Caliber7 / ¥99,360(税込)
Slash(スラッシュ)
ガンガン、ダウンヒルを楽しめ、スイスイ登れてしまう29″エンデューロバイク
Slashに、最も反応性に優れたトレックだけのリアショック機能「RE:aktiv」が新たに搭載。
さらに新たなクラスとしてSlash 9.7が新登場。メインフレームにカーボンを採用し軽さをキープしながら
ミドルグレードのパーツを採用する事で、お求めやすくなりました。
ミリタリー感あるマットサンドストームカラーもシブ過ぎです。こちらすでに入荷してます!!
Slash 9.8は、1X12のイーグルを採用。ビビットなオレンジも迫力満点。8月末入荷予定です。
Slash 9.8 29/ ¥690,120 (税込) Slash 9.7 29/ ¥500,040 (税込)
Stache(スタッシュ)
ファットタイヤの走破性に軽さと走行性能を両立したセミファットモデル Stache 5 。
29″x3.0の大径タイヤサイズは、根っこや岩もガンガン越えていきます。
トレイル必須ドロッパーポストも標準装備されています。
こちらは初回限定モデルとなります。9/5(火)までのオーダーとなります。
Stache 5/¥237,600 (税込・初回限定モデル)
Verve+ (バーブプラス)
欧米で大ブレイクしているE-BIKEがついに登場しますが
2018モデルはクロスバイクのVerve+ のみの展開。
日本ではモーター単体、車体の認可が必要だったり、24km/hまでしかアシストできないため
海外のハイパワーモーターとは違い、コンパクトで軽量な日本仕様を開発する必要があったり
さらにマウンテンバイクは振動に強いユニットが必要だったり
一気にラインナップを増やせない事情があるようです。
ハイパワーアシストで50kmも走れるアシスト性能。
登り坂アレルギーの方や、夫婦で一緒に走りたい奥様にいかがでしょうか?
Verve+ ¥230,040(税込)
もちろん、試乗チェックもしっかりとしてきました。
■ EMONDA SLR 6 ¥590,760(税込)
先代モデルに乗っていたのですが、これはもう別物と言っても過言ではない進化。
とにかくダイレクト。加速力が半端無くハイケイデンスでもトルキーでも
ダンシングあってもロスを感じる事無くペダリング力が加速に直結する感覚。
先代のマイルドな感覚は抑えられ、正直硬くなった感覚は否めないが不快なガチガチではない。
細かい高周波なバイブレーションは多少感じるものの、大きな振動はトレック独自のシートマストが
しっかり効いていなしてくれる。トレックが目指すライドクオリティはしっかりキープされており
ヒルクライムはもちろん、ロングライドにおいても高速ライドを楽しめる1台。
■ EMONDA SL 6 ¥320,760(税込)
カーボンフレームに変更は無いが、ダイレクトマウントブレーキへとマイナーチェンジが施され
ブレーキの軽量化と剛性アップにより、ブレーキタッチが向上していますね。
速さを追求したSLRの後に乗りましたが、対照的な乗り味。
フレームが振動をしっかり吸収してくれるので、とにかく楽なんです。
軽さとしなやかさが高次元で両立したバランスのとれたモデル。
■ DOMANE SL 6 ¥351,000 (税込)
前後に搭載された「フルIso Speed」がもたらす走行フィーリングは
通常のカーボンフレームでは実現出来ない快適性があり、下からの不快な突き上げは皆無。
荒れている路面でも気にせず走れる、極上の快適性を持ちながら、ちょっと本気でペダルを踏込めば
いい意味で違和感を感じてしまう程、スポーティな加速までワイドレンジに楽しめるバイク。
低重心、ロングホイールベースによる安定感も、このバイクの魅力。
■ MADONE 9.0 ¥550,800 (税込)
ノーマルハンドルが使用出来るようになり
ついにDHバーが装着が可能となったMADONEシリーズ。
MADONEの空力とDHポジションの相性は抜群に良く
その高速巡航性能はハンパ無く、スタッフ全員笑顔でした。
国内のトライアスロンは登りが多く、車重のあるTTバイクより
軽量かつ空力に優れたマドンの方が有利ではないでしょうか。
■ Verve+ ¥230,040(税込)
電動アシストのママチャリとは全く別物です。
フレームの重量比強度が高く、ユニット、バッテリー位置の重量バランスも良いので
ググッと強力にアシストが効いた状態でも、的確なハンドリングで取り回しが非常に良かったです。
この装備で重量は18kgと意外に軽く、アシストオフでも平地なら通常のクロスバイクのように走れます。
24km/hまでしかアシストできませんが、スタート時や坂道など負担が多いところだけでしっかりアシストし
気持ちいいライドが楽しめる部分は、自分の力でサイクルングを楽しむ。そんなハイブリッドなバイクですね。
まだまだ紹介出来ない事がいっぱいですが
順次ご紹介していきます。
これから始まる2018年のトレック、ボントレガーにご期待ください!!
柴谷