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2018.11.3
ディスクロードの選択
ディスクブレーキにするか、リムブレーキにするか?
悩んでいる方多くおられますよね。
これからロードバイクを始めるなら、間違いなくディスクブレーキがオススメ。
乗り換えの方も、手持ちのバイクを価値あるうちに下取りをと考えるなら今でしょう。
解禁していくとは思いますが出場レースでの認可やヒルクライムで超軽量を狙う以外は
ディスクブレーキのメリットの方が大きいのです。
まずその性能。
単なる制動力だけでなく、スタビリティコントロールが大幅にアップします。
アクシデントによる予期せぬ急制動や、濡れて滑りやすいコーナーでのブレーキングで
ホイールロックさせてしまうとグリップやコントロールを失い転倒リスクが高まります。
ディスクブレーキは、そう言ったシビアコンディションにおいてロック寸前のコントロール性が
リムブレーキとは全く違うのです。
近年、高性能のモーターサイクルにおいてもABSが一般化。
ただ効くだけで無く、ロックしないその優れたスタビリティコントロールによって
オートバイ事故の約1/4を防止できるというデータも出てます。
ロードバイクにおいても、細い接地面の少ないタイヤでロック寸前のコントロール性が重要。
ディスクブレーキによるスタビリティコントロールは効果絶大で
コンディションを選ばず、安全に高速ライドを楽しめるのです。
ディスクブレーキは単にブレーキ性能のが向上するだけではありません。
通常のクイックリリースとは違い、ハブ軸に12mmのスルーアクスル採用で
ホイール装着がより強固となり、バイク剛性が大幅に向上。走る、曲がる、止まる
全てのライドクオリティーも一層高まります。
将来性も新規格となるディスクブレーキが安心。
マウンテンバイクは、完全にディスクブレーキへの移行を果たし
ここ1〜2年でクロスバイクも急速にディスク化への大波が来ており
この波は、ディスクブレーキ解禁となったプロロードレースをきっかけに
ロードバイクにも確実に広がり勢いを増してます。
各バイクメーカーも在庫リスクを嫌い、2種の在庫を持ちたくないのが本音です。
売上比率でディスクブレーキが上回った瞬間、一気に時代が変わります。
数年後、対応パーツが少ない、無くなった・・・なんて事も
過去のマウンテンバイクを考えると十分に予想されますね。
ディスクブレーキいい事ばかりではありません。
デメリットはやはり重量が増えてしまう事ですね。
完成車で、大体500〜600gの差があります。スペックだけ見るとそんなに!!
っと思われる方もおられるかもしれません。
しかし考えて見てください。ライド時にボトル1本装着してスタートした瞬間
「重っ」って思いますか? ほとんどの人は何も感じないと思います。それが500gなんです。
軽いに越したことありませんが、ヒルクライムなど究極の軽さを求めないなら
ディスクブレーキのメリットの方が大きいと感じます。
スポーツバイク=ディスクブレーキ
ママチャリ=リムブレーキ
なんて時代、そう遠くはないと思いますよ。
柴谷