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2019.1.29
楽に速くを現実に「Q−RINGS」
「効率を上げて気持ちよく駆け抜けたい」
そんな要望を叶えるROTOR (ローター)社の「Q-RINGS(キューリングス)」をご紹介します。
と、その前にROTORの歴史についてふれてみましょう。
1990年台中頃にマドリード大学航空工学科の学生たちが
「人間による円運動と自転車のペダリング」をテーマに研究をはじめ
複数のチェーンが取り付けられたものやフレームにギアが内蔵されたもの
クランクが伸び縮みするものなど、これまでに様々なシステムが考案され
現在の楕円型チェーンリング「Q-RINGS」が誕生しました。
最初は楕円ではなかったんですね!
さて、このようにして生み出されたQ-RINGSですが、
どのようにして「効率の良いペダリング」をもたらしてくれるのか。
クランクを時計と考えた時、筋肉の構造上クランク位置が2時あたりから力が入り
多くの筋肉が加わり、ピークパワーを迎えるのが4時あたりと言われています。
その時、チェーンリングは歯数が大きいハイギアとなり高出力を生むことができます。
逆に、力の入りにくい上死点と下死点のポイントでは歯数が小さいローギアとなり楽に回せます。
クランク一周の運動量は同じですが、この変化によって楽な運動が可能となっているんです!
例えば、通常スクワットをすると当たり前ですが一定の体重がかかります。
これが真円リングだとすると
楕円リングでは力が入りにくい深いポジションでは体重が軽くなり
力が入れやすくなる、浅いポジションで体重が重く変化するような理想的な現象となるのです。
さらに!OCP (オプティマム・チェーンリング・ポジション)という機能で
その人の乗り方やフィールドによって
筋肉のピークの位置に合わせてセッティングすることもできます。
最新のモデルALDHU(アルデュー)では、細かく幅広い調整が可能なんです!
自分好みのバイクにカスタマイズできるのも魅力の一つですね。
実は、今まで「楕円のチェーンリング」は食わず嫌いでしたが
実際使ってみてガラッと印象が変わりました!
足がスイスイ回る感覚、「今の力具合だとスピードは30Kmぐらいかな、、」
とメーターを見ると35Km。「楽に速く」が見事に実現されています!
OCPも標準でのセッティングのままですので
これから他のポジションも試してまた皆様にお伝えできたらなと思います。
まだ使い始めたばかり。「Q-RINGSに適応できる筋肉になるまで約2ヶ月」と言われているので、
「今で未完成なのか」と考えるとこれからの進化がとっても楽しみです。
「カーボンホイールに変えたら乗り味がすごい変わった!」とよく耳にしますが、
オーバル・チェーンリングに変えた時もそれと同じぐらいの感動を得ることができますよ!
お手頃に変化を感じたい方、楽に効率よく速くなりたい方、
クローバーバイシクルでお待ちしております。
吉山