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2019.10.16
サスペンションカスタム
こちらのSTACHE7。アップグレードで純正のYARIからPIKEへ
サスペンションフォークの交換依頼を受けたのですが
私も使っている29+対応のPIKEがまさかのディスコン。
マニアックなモデルの性ですね・・・。
では、ダンパー、スプリングの全てを入れ替えてPIKE化してしまおうという作戦に変更。
ロックショックス最新の、チャージャー2.1ダンパーとデボンエアースプリング。
インナーチューブ内のオイルをピストンが上下するモーションコントロールダンパーとは違い
チャージャー2.1ダンパーは、カートリッジ内をオイルで満たし空気を遮断する事で
オイルが泡立たず、長時間安定した減衰を発揮し高い路面追従性をもたらします。
その動きは超スムーズでシットリした動き。
デボンエアースプリングは、ソロエアースプリングと比べ、ネガティブエアの容量を増やすことで
ピストンをフローティング化させてスムーズさが各段に向上。
エアースプリングの弱点であった初期ストロークの渋さは、もはや過去の話。
レスポンスの高い滑らかな動きを実現してます。
まずはバラして洗浄。
アウターチューブを抜き、モーションコントロールとソロエアーを取り外します。
29+フォークの120mmストロークは工場出荷時、ボトムレストークンが4つ入ってるんです。
今回ストローク量も130mmへ伸ばすという事で、130mmの純正指定のトークンは3つですが
オーナーの体重とエアーの設定圧を考えてのハイボリューム化。
トークンは2つからスタート。
中身だけの変更で外見はあまり変わらない。奥様にバレないカスタムです!!
唯一違う、ハイスピードおよびロースピードのコンプレッションを
独立して幅広く調整できるチャージャー2.1 RC2ダンパーのダイヤルが
その気にさせてくれますね。
柴谷