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2020.6.20

もはや別物「New Émonda」デビュー

セミエアロデザインを採用し、軽さにエアロを両立させることで

速さをより高めた2021モデルの「New Émonda」がついにデビュー!!

クローバーバイシクルにも、ボリュームゾーンとなる注目のミドルグレード

Émonda SL 6、Émonda SL 5 フルカラー入荷しています。

 

Émonda SL 6 Trek Black/Radioactive Red ¥396,000 (税込)

 

Émonda SL 6 Lithium Grey/Brushed Chrome ¥396,000 (税込)

 

Émonda SL 5 Carbon Blue Smoke/Metallic Blue ¥308,000 (税込)

 

Émonda SL 5 Quicksilver/Brushed Chrome ¥308,000 (税込)

 

さらに、Émonda SL 6の試乗車をご用意。

気になるÉmonda SLとDomane SLの乗り比べも、隣接する浜寺公園でじっくり試せます!!

 

   

   

 

早速、我々もÉmonda SLのインプレや、Domane SLとの乗り比べを行ってみました。

 

旧Émondaは、軽さ、乗り心地のバランスに優れ「Domane まで無くても十分乗りやすい」

と言う意見もちらほら受ける、ストライクゾーンの広い「文句がないのが文句」的な優等生すぎる

バイクであったが、セミエアロ化によって伸びのある巡航性能が加えられたのではという

私の予想は完全に裏切られました。

 

一言でいうと新Émondaは

バリバリの「レーシングバイク」

 

■ 乗った瞬間から感じるダイレクト感

踏めば踏むだけ伸びる加速感が半端なく、ヒルクライムにおいてロスを感じる事が全く無かったです。

特にヘッド、ダウンチューブ、BB周辺のいわゆるスパインと呼ばれる走りをつかさどる部分の

剛性感が非常に高く感じられる事で、高トルクのペダリングをしっかり受け止めしなやかながら

キビキビした操作性と安心感をもたらすハンドリングも両立している。

 

■ ライドクオリティ

今までのトレックが「ライドクオリティ」と表現していた乗り心地。

ある程度は確保されてはいるが、従来よりも路面からの突き上げ感は強めで

サイクルウエアーやグローブを装着してない状態で試乗すると正直やや辛い。

これは今までのÉmondaが必要以上に良すぎたとも言えÉmondaとDomane の選択を

悩ます要因でもあったが、今後、快適性を求めるなら「Domane」を選びなさいと

はっきり突きつけられた形となった。

 

■ エアロスタンダード

新たに採用されたエアロフレームは、流石にMadone ほどの伸びはないが

30kmからの高速巡行では全然スピード落ちないし、超気持ちいい伸びが実感できる。

翼断面後方が平らになったKVF形状のエアロチューブによって、向かい風や横風に対しても

非常に走りが安定して走りやすい印象。もはやエアロ形状がスタンダードとなってしまった感が

トレックにはありますね。

 

■ 適材適所のラインナップ

振動が皆無で、どっしりした安定感を持つ「Domane」にも並行して乗ってみました。

全く違う2つの個性によって、目的に応じて迷う事なく選べますね。

新Émondaは、卓越した加速と巡航性能をもたらすレーシングバイク。

速く走りたい、ヒルクライムで記録を狙いたい、レースでライバルに勝ちたいなら。

迷う事なく、このモデルがお勧めですね。

 

さあ、あなたもクローバーバイシクルで体感してみよう。

柴谷